2023年10月24日

• 木のこと

もしもトリマーが動物だったら？

もっこうとりんぎょうのけもの、ちぢめてモリケモ。
山の中、土場、製材所、市場、木工場、世界中の至る所でその姿を見ることができます。

トリマーはビット型の尻尾で板を加工するモリケモ。
刃が付いている尻尾はたくさんの種類があり、用途によって付け替えます。

トリマーを使う時は胴体をしっかり持ちます。
オペレーターの持ち方が正しいと、トリマーのほうから前脚で掴み返してくれます。
作業中は尻尾が高速回転しているため、絶対に離さないようにしましょう。

筋肉が発達した前脚は器用で、食事、毛繕い、移動、感情表現に使います。
神経が多く触覚が鋭いため、前脚を握るスキンシップが大好きです。

前脚に比べ、後脚はとても小さいです。
これは、トリマー作業時に邪魔にならないように進化したと考えられています。

頭部の毛の長さは個体によって長毛種・短毛種に分けられます。
長毛種は作業時に注意が必要です。
尻尾に毛が巻き込まないよう、上にまとめて結んであげるといいでしょう。