もっくんのブログ

無垢材とフラッシュ材はどう違う?

2019年5月24日

「木製家具」に違いってあるの?無垢材・フラッシュ材のメリットはこれ!

「木製家具」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

どーんと構えた、重たい箪笥?

四角くて、シンプルな本棚?

実は「木製家具」にも、材質によって違いがあるのです!

使い方や置く場所に合わせて、素材から選んでみませんか?
それでは、木薫で作っている無垢材家具と、
家具屋さんでよく見るフラッシュ家具
その違いについてみていきましょう!


  無垢材とは?

無垢材とは、丸太を板の形に切ったもの

無垢材とは、1本の丸太を板の形に切りだしたものです。

材料は「」だけ。
お箸やお茶碗では、【原料:天然木】と書かれているものが無垢材になります。


  無垢材のメリット

1.安全

カドを丸めた家具

無垢材は、厚みのある板なので、カドを丸く加工できます。

そのため、カドにクッションをつけなくても大丈夫!
体育館の床にも使われているように、木材には適度な弾力性があります。
「やわらかさ」があるため、転んでぶつけても、大きな怪我をしにくいのです。

2.生き物の生命力

木製の保育家具

木の持つぬくもりは、ホンモノでしか味わえません。
木は、製品になったあとも生きつづけています。
呼吸をすることで、湿度の調整をしてくれているのです。
無垢材は、環境を整えるアイテムになります。

3.永く使える

ヒノキの場合は、切ったあとも強度が強くなりつづけます。

その証拠に、法隆寺の柱は、建築当時のまま1000年以上使われています。
メンテナンスをすることで、永く使いつづけることができるのがホンモノの木のメリットです。
使い方を変えたいときや、ちょっと直したいなというときにも、自由にカスタマイズできます。


  フラッシュとは?

フラッシュ材とは、木のシートと骨組みを貼り合わせた人工物

フラッシュの構造は、木の薄いシート角材を接着剤で張り合わせて1枚の板にしたものです。
その板で作られた家具をフラッシュ家具と呼びます。

見た目は木に見えますが、中身がからっぽなので、叩くとコンコンと軽い音がします。


  フラッシュ家具のメリット

1. 軽さ

フラッシュの家具が軽いのは、中身が無いためです。
女性一人でも、簡単に移動させられる軽さが魅力でもあります。
よく動かす家具や、レイアウトを頻繁に変えたいときには、運びやすい家具のほうがいいですね。

2. 水拭きできる

木のシートの上から塗料でコーティングされているので、水拭きができます。
衛生的に保ちたいけど、お手入れは簡単なほうがいい!
という方には、コーティングされた家具がおすすめです。

3. ゆがまない

「板」は木が反ると書きますよね。
ですが、フラッシュの板は、反りにくいという特徴があります。
ゆがんだり、曲がったりすることもほとんどありません。


  それぞれの違いは?

それぞれのメリットをまとめると、こうなります。

無垢材は
・安全
・環境を整える
・永く使える

フラッシュは
・軽い
・お手入れ簡単
・ゆがまない

無垢材の家具、フラッシュの家具それぞれに、良いところがあります。
家具の使い方や、場所に合わせて、材質も考えていきたいですね。

無垢材を使ったイスはこちら→イス
テーブルはこちら→テーブル